印刷・メールテンプレートの編集と変数の使い方

1. はじめに（目的と前提）

• このマニュアルの目的
  この手順では、ArtXCloudの印刷カスタマイズ機能／メール配信ツールの使い方と、変数の使い方・仕組みについて説明します。印刷カスタマイズ機能は、メール配信機能と同様のツールを用いて、独自のフォーマットで印刷／送信が可能です。

• 対象ユーザー
  作品ラベル・DMなどの印刷物や、メルマガ配信などにおいて、テンプレートの編集・データ差し込みを行うCSスタッフやギャラリー担当者

• 前提条件

  • ArtXCloudにログイン済みであること

  • 印刷または配信対象の作品や顧客データが登録されていること

  • ラベル用紙や印刷環境が整っていること（印刷時）

2. 操作手順

2-1 印刷カスタマイズ機能・メール配信ツールの起動

■ 印刷カスタマイズの場合（作品ラベル・作品リストなど）

1. 「作品在庫一覧」画面を開き、印刷したい作品にチェックを入れます

2. 画面左上のプリンターアイコンをクリックします

3. 表示される印刷形式（作品ラベル／作品リストなど）を選択します

4. 印刷設定画面が開くので、印刷項目を選択し「カスタマイズ」ボタンを押します

5. テンプレート編集画面が開きます

■ メール配信の場合（メルマガ・イベント案内など）

1. メニューの「メール配信」画面を開きます

2. 左メニューの「テンプレート一覧」をクリックします

3. 編集したいテンプレートを選択します

4. テンプレート編集画面が開きます

2-2 テンプレート編集画面での操作

1. 編集画面にて、要素（テキスト・画像など）をドラッグ＆ドロップで配置します

2. 差し込みたい内容に応じて、所定の変数（例：{{{artwork_variant_1.title}}}）を挿入します

3. フォントや余白、レイアウトを調整し、テンプレートを完成させます

2-3 変数の使い方（データ差し込み）

クラウドに登録された作品・イベント・顧客・取引情報を、指定された変数で呼び出しテンプレート内に差し込むことができます

例：{{{artwork_variant_1.artist}}}

 → アーティスト名が表示されます

• 複数作品を扱う場合：

  artwork_variant_1 → artwork_variant_2, artwork_variant_3 のように番号を変えて使用します

  例：{{{artwork_variant_1.image}}}, {{{artwork_variant_2.image}}}

• 1作品内で2枚目以降の画像を表示したい場合：

  image, image2, image3のように、画像の番号を変えて記述します

  例：{{{artwork_variant_1.image}}}, {{{artwork_variant_1.image2}}}

2-4 利用可能な変数一覧（抜粋）

下記は代表的な変数の一覧です。全体の一覧は以下をご参照ください。

👉 変数一覧（印刷・メール配信対応）はこちら

2-5 各機能の説明（エディタ構成）

• Content：主に編集に使用する要素ブロック（テキスト、画像、ボタンなど）を配置します

• Blocks：操作不要。Content > Columnsの列数設定に使用されます

• Body：操作不要。印刷時の横幅（A4基準）に最適化されています

• 印刷サイズ変更を希望する場合：A4以外（B5など）の印刷レイアウトに変更したい場合は、カスタマーサポートへお問い合わせください

Content内の主な機能（ドラッグ＆ドロップで使用）：

• COLUMNS：要素を複数列に分けて配置できます

• BUTTON：URLを指定してボタンを設置できます（別タブで開く／同じタブで開くなどの設定も可能）

• DIVIDER：区切り線を追加します

• HEADING：見出しテキストを追加します

• TEXT：本文テキストを追加します（フォント、サイズ、色、文字揃えなどが編集可能）

• IMAGE：画像を挿入します。差し替え・リサイズが可能です

• SOCIAL／MENU／HTML：不要です（利用しないでください）

2-6 主な編集方法（要素追加・レイアウト調整など）

テンプレート編集時の具体的な操作手順（テキストの追加、画像サイズの変更、余白の調整など）は、以下のガイドにまとめています。

👉 印刷・メールテンプレートの編集方法（基本操作）

3. 注意点・よくある質問

• 編集時に削除した変数は、印刷または配信時にデータが連携されません

• データ連携のボタンを押すと、クラウドに登録されたデータが変数に基づいて反映されます。 連携されるデータは「印刷設定画面で選択した項目」のみです

  

• テンプレートに表示しない変数が含まれていても、自動で上詰め処理されます

• 印刷のページ区切りは編集画面では表示されないため、印刷プレビューで確認が必要です

• 用紙サイズ（A4以外）での印刷を希望する場合は、カスタマーサポートへお問い合わせください

4. 完了後の状態

• 印刷カスタマイズ機能を用いたテンプレートで、PDFが生成・印刷されます

• メール配信の場合、設定した本文に顧客ごとの差し込み内容が反映され送信されます

5. 問い合わせ・サポート窓口

• 編集操作や変数の使い方についてご不明な点がある場合は、以下よりお問い合わせください

  👉 ArtXCloudお問い合わせフォーム